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冬の熊野

冬といえば温泉が似合う季節。山間の龍神温泉街、湯の峰温泉などは湯煙に包まれます。
また、川湯温泉では「仙人風呂」がオープンし、冬の風物詩となっています。
お正月には各神社が初詣で賑わいます。
温暖な田辺ですが、和歌山県最高峰の護摩壇山では雪景色や霧氷が見られます。

川湯温泉 仙人風呂

川湯温泉 仙人風呂

川を掘ればお湯が湧く川湯温泉。毎年 11月~2月(年により異なります)には、川原に大きな露天風呂「仙人風呂」が作られます。川底から湧いている73度の源泉に、大塔川の清流を引き入れ適温に調整します。
昼間は果てしなく広がる青空の開放感と、夜は温泉街の灯りと星空が織りなす幻想的な空間が利用者から好評を得ています。

仙人風呂かるた大会

仙人風呂では、毎年1月にかるた大会が催されます。
自然に感謝を捧げ開催されるかるた大会では、より多くの 杉の木でできたカードを競い、大盛り上がりです。
仙人風呂かるた大会(熊野本宮観光協会)

川湯十二薬師祭の揚げ物

本宮温泉郷では、1月に「湯峰八日薬師祭」「川湯十二薬師祭」が行われます。
川湯温泉の旅館街の対岸にある十二薬師への供物として揚げ物は、川湯温泉の冬の名物です。
川湯十二薬師祭(熊野本宮観光協会)

初詣

熊野本宮大社
1月1日の午前2時~4時に、宮司が本殿の御戸を開いて祈りを捧げます。年に1度、この時刻のみ本殿の戸が開かれます。この時に詣ると心願成就されるといわれており、毎年多くの参拝者が訪れます。 

闘鶏神社
闘鶏神社の御祭神の中には、熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)も勧請(かんじょう)されており、神社の社殿は熊野本宮大社が川の増水で流失する以前の形を再現しています。街なかにあるため、年始は年明けから初詣が始まります。

闘雞神社の初詣
闘雞神社の初詣

南国の雪景色

護摩壇山の雪景色

南紀というと温かいイメージが湧きますが、護摩壇山では雪景色が楽しめます。
標高1300メートルを超える護摩壇山を通る高野龍神スカイラインでは、寒い冬の朝、ブナの大木などに見事な樹氷が付き、見る者を楽しませてくれます。
2月には、「南国紀州の雪あそび」が開催され、子供たちに大人気のイベントとなっています。
※高野龍神スカイラインは、冬季チェーン規制や通行規制が行われますのでご注意ください。

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