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小広王子〜発心門王子


歩行距離:10.5km 歩行時間:約4時間 所要時間:約6時間

発心門王子 小広峠から熊野本宮大社までの古道は、まさに中辺路のハイライト。人家や車道と離れた森林の中を、「草鞋峠(わらじとうげ)」「岩神峠(いわがみとうげ)」「三越峠(みこしとうげ)」の3つの峠が待ち構えています。
 それらの難所を越え、熊野本宮大社の神域の入口とされる別格の「発心門王子」にたどり着きます。

コースの概要

女坂の石畳 小広峠バス停から旧道を15分ほど上ると、トイレのある休憩所があります。ここから先はほとんどトイレがなく、あっても簡易トイレ程度です。
 休憩所の手前に「熊野古道」の案内板がありますので、谷川に向けて下ります。小さな橋を渡ると、すぐに草鞋峠の登りにさしかかります。上り始めて少しの「熊瀬川王子」を過ぎ、20分程度で草鞋峠に到着です。
 草鞋峠からの下りは「女坂」と呼ばれ、下りきってから次の岩神峠に登る坂を「男坂」と呼び、その間にあった茶屋を「仲人茶屋」と呼んだそうです。石畳が少し残る、厳しくも美しい峠道です。 男坂の石畳

湯川王子 岩神峠を下ると、いったん林道に出ます。再び古道に入り、「おぎん地蔵」「蛇形地蔵」と続き、湯川王子へと続きます。
 湯川王子付近は、現在は車道と離れているので誰も住んでいませんが、田畑や人家の石垣など集落の跡が残されています。

 湯川王子を過ぎると三越峠への上りが始まります。林の中の上りを息をつきながら上ると、急に視界が開けて舗装された林道に出ます。ここが三越峠で、休憩所とトイレがあります。
 ひと休みしたら下りに入りますが、下り坂が長く三つの峠を越した足には疲れがたまっていますので、気を付けて下っていきましょう。やがて未舗装の林道に出て、緩やかに下っていきます。船玉神社を経て林道から少し入った猪鼻王子を過ぎると、発心門王子へ15分ほど少し急な登りです。やがて鳥居が見えたら発心門王子です。
 かつては「発心門」と呼ばれる大鳥居が立っており、ここから熊野本宮大社の神域に入るとされていました。

このコースのワンポイント

小広王子付近マップ バスで小広王子へ行く場合、小広トンネルの両側にバス停がありますが、どちらでも小広王子までの距離はかわりません。
 このコースは人家や車道と離れた森林の中を歩く距離が長く、そのうえ3つの峠を越すので、相応の準備をして歩いて下さい。林道とは交差するところがありますが、ほとんど車は通りません。
 発心門王子付近には交通・宿泊の便が悪いので、熊野本宮大社まで一気に歩き通すプランを立てるのがおすすめです。また、健脚の方は1日目に滝尻王子〜近露王子または継桜王子、翌日はそこから本宮大社までというプランも可能ですが、いずれにしても早朝出発することと、日の短い時期と悪天候の日は避ける方が賢明です。

小広王子〜発心門王子の紹介小広王子〜発心門王子間の各王子紹介

街道マップ

(中辺路)継桜王子〜熊野本宮大社 その1

※下記マップの小広王子からご覧ください。

街道マップ
拡大画像はこちら (PDFファイル 容量 1.4MB)

(中辺路)継桜王子〜熊野本宮大社 その2

街道マップ
拡大画像はこちら (PDFファイル 容量 1.3MB)

>>次のコース(発心門王子〜熊野本宮大社)

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