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W世界遺産のまち 田辺市

世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」

2004年、紀伊山地に点在する「熊野三山」、「高野山」、「吉野・大峯」の三つの霊場とそこに至る参詣道で構成された「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界文化遺産に登録されました。

さらに、2016年10月ユネスコ本部(フランス・パリ)で開催された臨時の世界遺産委員会にて「軽微な変更提案」が承認され和歌山県内で22カ所の資産が同遺産に追加登録されました。

田辺市内では、鬪雞神社と熊野古道のうち未登録だった長尾坂、潮見峠越、北郡越、赤木越が新たに世界遺産となりました。これを機会に熊野古道を訪ねてみませんか。

田辺市街地エリアは昔から熊野の入り口として、口熊野と呼ばれ、本宮エリアは奥熊野と呼ばれてきました。すべてを受け入れ、すべてを救う熊野の神々の地は、豊かな自然とのどかな里山が織りなす癒しの風景に満ちています。
その地を訪れ、その地を知ることこそ、人類が伝えてきた遺産を後世にバトンタッチする第一歩となるでしょう。

田辺市内の追加登録資産

熊野参詣道 中辺路

北郡越(ほくそぎごえ)・長尾坂(ながおざか)・潮見峠越(しおみとうげごえ)・赤木越(あかぎごえ)

熊野参詣道 大辺路

鬪雞神社(とうけいじんじゃ)

世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」

みなべ・田辺地方は、日本一の梅の産地です。
良質な梅を持続的に産出できるのは、長年工夫を重ねた梅の生産システムの賜物です。
2015年12月には、「みなべ・田辺の梅システム」として世界農業遺産に認定されました。

みなべ・田辺の梅システムとは

早春のみなべ・田辺地方は梅の香りに包まれます。里山の斜面一面を埋める梅林は、この地方が誇る農業景観でもあります。

みなべ・田辺地方で梅の栽培が始まったのは、江戸時代といわれています。
紀州田辺領ではやせ地を免租地にしたため、人々は養分に乏しく、礫質で崩れやすい斜面を活用して、薪炭林を残しながら梅林を配置しました。薪炭林を残すことにより養われた水源は、梅林だけでなく里地の水田なども潤しました。
また、薪炭林は斜面の崩落を防ぐだけでなく、そこに棲むニホンミツバチは梅の受粉に利用されました。

梅の栽培を中心に、薪炭林のウバメガシを活用した製炭など地域資源を活用した農業は、400年にわたり生活を支えてきたのです。
長い年月をかけて育まれた梅システムは、梅の優良品種の育成を促し、梅干しをはじめとする梅加工品の技術も発展させてきました。

今では、観梅だけでなく、体験農業や農業民泊も人気のプログラムとなっています。自然豊かな梅の郷を訪ね世界的にも重要で貴重な梅システムを満喫してください。


世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」田辺市の追加登録地点

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