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鬪雞神社(とうけいじんじゃ)

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創建は5世紀に遡ると伝わります。白河法皇の時代に熊野三所権現を勧請し、「権現さん」とも呼ばれます。熊野三山の別宮的存在で、熊野参詣の折には鬪雞神社に参拝して心願成就を祈願したといいます。また、この神社に祈願して、三山参詣に替えたという伝承もあります。

鬪雞神社は田辺市の中心部にあります。境内には樹齢1200年という大楠がそびえ、社殿6棟が横一列に並んでいます。鬪雞神社の名は、武蔵坊弁慶の父とも伝わる熊野別当・湛増が、源平の壇ノ浦の戦でいずれに味方するかを決めかね、神前で紅白の鶏を闘わせ、神意を占ったことによるとされます。白の鶏が勝ち、源氏に味方することになった湛増は、熊野水軍を率いて壇ノ浦に向かいました。この由来から勝運の神様としても信仰されています。


社殿背後の仮庵山は、紀州が生んだ知の巨人、世界的博物学者の南方熊楠(1867~ 1941)が、熊野植物研究の拠点にしたことでも知られます。
また神社には、源義経が奉納したという笛(銘白竜)、弁慶産湯の釜、湛増の鉄烏帽子や鉄扇などの宝物も残ります。

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境内の360°パノラマ

鬪雞神社の祭・イベント

田辺祭 7月24・25日

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「田辺祭」は、450年余の歴史をもつ、毎年7月24日・25日に行われる鬪雞神社の例祭で、街をあげての賑わいとなります。
この祭は、旧城下の各商人町などから8基の「おかさ」と言われる、京都の衹園祭のような笠鉾が町中を練り歩く、田辺を代表する紀南地方最大の祭礼です。

弁慶まつり 10月初旬

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「弁慶まつり」は、毎年10月初旬に行われます。
源平合戦期に弁慶と湛増を中心に繰り広げられた熊野水軍のドラマを壮大な時代絵巻として再現。翌日は、弁慶ゲタ踊りや弁震よさこい踊り、弁慶鬼若太鼓などがにぎやかに行われます。

弁慶市 毎月第3日曜日

鬪雞神社馬場で開催される朝市。地元産品や周辺町村の産品などをはじめ掘り出し物が盛りだくさん。近隣だけでなく遠方からも買い物客や観光客が訪れ賑わいます。