令和7年10月1日(水)熊野古道中辺路ルート通行止め区間(仲人茶屋跡~蛇形地蔵)の通行再開
このたび、通行止めとなっておりました熊野古道中辺路ルートの一部区間につきまして、下記のとおり通行を再開いたしますので、お知らせいたします。
記

1.通行再開日時
令和7年10月1日(水)午前6時
2.通行再開区間
熊野古道中辺路ルートのうち、「仲人茶屋跡」から「蛇形地蔵」までの区間
※これまで迂回路として利用していたルートについては、通行できなくなります。
3.これまでの経過
平成23年9月の台風12号の影響により、熊野古道中辺路ルートのうち、中辺路町道湯川の岩神王子跡付近の山腹に地滑りの兆候が確認されたため、安全確保の観点から当該地域を立ち入り禁止とし、南側の作業道を迂回路として通行ルートを確保してまいりました。
その後、継続的な経過観察を行い、令和2年から令和3年にかけて地盤の伸縮計を設置し、土地の変状調査を実施した結果、崩落等のリスクが大幅に低下していることが確認されました。
令和4年からは階段の補修を中心とした復旧作業を開始しましたが、急傾斜地や谷底が大部分を占める地形のため、重機等の使用が難しく、専ら人力による作業となりましたが、関係者の尽力により着実に作業を進めることができました。
そしてこのたび、約3年間にわたる復旧作業が無事完了し、通行の再開に至りました。