「熊野古道小辺路」 は、紀伊半島のほぼ中央部を霊場高野山と神域熊野という二大聖地を最短で結ぶ街道で、熊野から高野へ向かう人々はこの道を単に「高野道」と呼んでいたようです。
標高1000mを越える険しい峰々を行く「小辺路」は70km を越える距離と、宿泊施設の少なさから相応の準備が必要となります。
高野山から、水ヶ峰(高野龍神スカイライン沿い)までのコースは、日帰り感覚でもお楽しみいただける区間です。
高野山からろくろ峠、大滝の集落を通り、高野龍神スカイライン沿いの「野迫川村総合案内所前」まで、若干のアップダウンはあるものの初級者でも充分お楽しみいただけますが、標高が高く、交通機関も不便であるため、充分計画を練ってお楽しみください。